2013/06/29

後書き 天子、神社へ行く


どうも、李花尺です。
先週はすいませんでした。作品作りに夢中だったものでして・・・
そのおかげで(?)ニコ童祭に間に合いましたね。といってもいつもの通りの作品ですが。


さて、後書き。
今回はこれと言ってテーマはありません。強いて言うならば、「普通の日常の中に幸せがあるのかもしれない」ということでしょうか。後は一度比那名居天子を描いてみたかったので、彼女に登場して頂きました。

天子は描いていてずいぶんと可愛らしいなぁと思いました。私は「達観した」美人や、「純粋で無垢な」妖精を描くことが多いですから、天子はずいぶんと「人間くさい」面が強く出ていると思います(それでもまだまだえぐみはないですけど)。彼女ぐらいの性格が親しみやすいかもしれませんね。みんな、淡泊すぎるのかもしれません・・・。描いている人が淡泊な感じなので、仕方がありませんが。

描いていて感じたことは、「また性懲りもなく日常を描いてるな、こいつ」ということです。まったく、縁側とそれにつながる六畳ぐらいの部屋と土間がある家がどれだけ好きなんでしょうね。自分でも笑っちゃいます。でも、こんな普通の会話が描いていて楽しいんですよね。先にも述べましたが、こういうなんでもない日常の中に幸せがある、と私はぼんやり思います。

なんとなく寂しい雰囲気で終わりましたが、でも賑やかな人が去った後っていうのは、あんなものでしょう。別にそれほど深刻な事ではないと思います。「やれやれ」と思う反面、ちょっと寂しい、そんな小さな感傷が霊夢にあったのだと思います。


さて、次は雨を題材にした物語でも作ろうかな・・・と考えています。「東方百人一首劇」というシリーズもそろそろ始めたいなとも思っているところです。ですが、そろそろ現実世界が忙しくなってきたので、もう少し作成頻度が下がると思われますので、そのあたり、気長に待って頂けたらなぁと思います。

2 件のコメント:

  1. 今回も素敵でした。
    暇をもてあました天子が霊夢のところに遊びに来て、お茶を飲んで桃を食べて喋って帰る……すごく女の子らしく可愛かったです。
    特別ではない今日という日常、いいよね。

    返信削除
  2. isさん

    天子ちゃんは可愛らしい印象ですね。よく喋り、よく笑い、ちょっとお行儀が悪い。全く持って可愛らしい限りです。

    私としては日常描写の短編がもっと増えてたらいいなぁと思っています。

    返信削除